2020/08/24
[第5回]ThingSpeakのアカウントの作成して、データを書き込んでみよう
概要
前回で、LoRa ClientとLoRa Serverの通信の疎通が確認できました。
今回は、LoRa Serverから、アップロードする先のクラウドサービスであるThingSpeakのアカウントを登録していきます。
アカウント登録
詳細はこの記事をみてください。
- こちらのページから No account? Create one! というリンクをクリックしてアカウントを作成します。
※ 個人的な利用(メッセージ数の上限あり)であれば完全に無料のようです。
Channelの作成
ログインしたら、My ChannelからIOTデバイスから収集したいデータを格納するためのChannelを作成できます。
今回は、温度計と湿度計からのデータを収集するため、以下のように2つのフィールドを定義して作成しました。
- Field 1 : temperature
- Field 2 : humidity
作成すると、API Keyが発行され、httpを使って、そのChannelに書き込んだり、読み込んだりできるようになります。
Channelの書き込み
HTTPのAPIで書き込みできるので、以下のように curl
コマンドを使って書き込みを試してみます。
# api_keyはご自身のAPI Keyを使ってください
% curl -X POST \
--data 'api_key=XXXXXXXXXXXXXXX' \
--data 'field1=25' \
--data 'field2=30' \
https://api.thingspeak.com/update
これで、成功すれば、ブラウザのChannel Private Viewの機能からデータが登録されていることが確認できます。
開発手順のおさらい
以下のような手順で実施します。
- LG01(Gateway)のwifiの設定 <= 第2回の記事で紹介
- Arduino IDEを使って、LG01の動作確認 <= 第3回の記事で紹介
- Arduino IDEを使って、LoRa Mini DevとLG01の通信を検証 <= 第4回の記事で紹介
- ThingSpeakのアカウントの作成 <= 今回の記事のスコープ
- DHT11(湿度・温度センサー)とLoRa Mini Devをつなぎ、LG01を経由してThingSpeakにデータをアップロードする
第5回は以上になります。
第6回では、No.5のStepを説明していこうと思います。
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